小さな庭の、ささやかな備え
わが家のマンションには、小さいながらも緑のあるスペースがあります。そこにテーブルと椅子を置いて、夫がつくったちょっとした憩いの場所。休日の早朝や夕方に、ここでお茶をしたり、本を読んだりするのが夫のささやかな楽しみのようです。私はというと…実は外が少し苦手でして、虫アレルギーのような症状が出ることがあり、庭での作業をすると、気分的なものかもしれませんが手に湿疹が出てしまって。最近は、ガーデニングもすっかり夫にお任せ状態です。
5年前の記憶と、今年のはじまり
以前は毎年のように蚊連草(カレンソウ)を置いていたわが家。ふと思い立って、昔の写真を見返してみると…懐かしい風景がありました。


久しぶりに迎えた蚊連草
何年かぶりにホームセンターで見かけた、小さな蚊連草の鉢。「置かないより、だいぶいいよ」そんな夫のひと言に背中を押されて、今年もまた置いてみることにしました。キンチョウさんのあの有名なセリフ、「ぶらさげないより、だいぶいい」――それをまねて、わが家では「置かないより、だいぶいいね」と言って笑っています。

まだ小さいけれど頼もしい存在

蚊連草とは?
蚊連草は、ゼラニウムの仲間で、葉からレモンのような爽やかな香りがします。この香りが蚊を遠ざけると言われており、夏場の鉢植えとして人気です。
特徴 | 内容 |
---|---|
学名 | Pelargonium citrosum |
別名 | 蚊取り草、シトロネラゼラニウム |
香り | レモンに似た柑橘系の香り |
効果 | 香りによる蚊避け効果が期待される |
お手入れ | 日当たりと風通しの良い場所が◎ |
蚊連草の育て方
項目 | 内容 |
---|---|
植え替え | 成長に合わせて、大きめの鉢に植え替えてください。早めの対応が◎です。 |
土壌 | 水はけが良く、空気を多く含む多孔質の土壌(例:培養土+パーライト)を使用します。 |
水やり | 培土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。ただし、常に湿った状態は避けましょう。 |
栽培適温 | 成長に適した温度は18℃〜30℃。0℃以下や霜・凍結は避けてください。 |
日照 | 日当たりの良い場所を好みます。日光をしっかりと与えましょう。 |
肥料 | バランスのとれた肥料(緩効性・液肥どちらでも可)を定期的に与えてください。 |
■筆者のミニメモ
あらためて育て方の確認中に…植え替えを忘れていたことに気付きました〜💦小さな鉢のままだと根詰まりしてしまうので、早めにひとまわり大きな鉢にしてあげようと思います。
小さな庭でのコーヒータイム
庭のテーブルでは、夫が丁寧にドリップしたコーヒーでひと休み。こうした時間もまた、緑のある暮らしの一部です。


まとめ|蚊連草を取り入れて、夏の暮らしに心地よさを
見た目も香りも爽やかな蚊連草。蚊除け効果はもちろん、気持ちもリフレッシュしてくれるような存在です。ベランダや玄関先にも取り入れやすいので、ぜひ夏の味方にしてみてください。

「蚊の対策に」…思わずクスッとするパッケージ。
■筆者のミニメモ
虫がちょっと苦手な私でも、蚊連草の香りは好き。そっと置くだけで、安心と爽やかさを感じられる葉っぱです。
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