香り、華やかさ、美しさ…
バラはいつの時代も私たちを惹きつける、まさに「花の女王」
でも実は、バラには種類がたくさんあって、その魅力をきちんと知ることで、もっと身近に楽しめるようになります。
まずは「バラってどんな花?」というところから、一緒に見ていきましょう。
バラの基本的な特徴とは?
バラは「バラ科バラ属」の植物で、世界中で2万種以上とも言われるほどの品種が存在します。
ガーデン用・切り花用・鉢植え用など、用途や咲き方の違いでも楽しみ方が変わります。
基本情報まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
学名 | Rosa spp.(ロサ属の総称) |
分類 | バラ科バラ属/低木またはつる性 |
原産地 | 主に北半球の温帯地域 |
開花期 | 春〜秋(四季咲き性もあり) |
香り | 品種によって様々(ティー・ダマスク・フルーティなど) |
花色 | 赤・白・ピンク・黄・オレンジ・青など多彩 |
花の形 | 一重咲き・八重咲き・ロゼット咲きなど |
バラの種類はこんなにある!
バラは「育ち方」「咲き方」「系統」で分類されることが多く、
それぞれに個性があります。以下に代表的な分類をまとめました。
バラの分類表
分類の軸 | 主なタイプ | 特徴 |
---|---|---|
育ち方 | 木立ちバラ(ブッシュローズ) | コンパクトで鉢植えや庭に最適 |
〃 | つるバラ(クライミングローズ) | フェンスや壁に這わせて演出できる |
咲き方 | 一季咲き | 年1回(春)に豪華に咲く |
〃 | 四季咲き | 春〜秋に繰り返し咲く |
系統 | オールドローズ | 香り高く優美、歴史のある品種群 |
〃 | モダンローズ | 現代の新品種、花もちがよい |
バラの香りってどんな香り?
バラの魅力のひとつが、香り。
実は香りのタイプもいくつかに分かれていて、好きな香りを知ると選び方が変わってきます。
香りのタイプ | 印象的な特徴 |
---|---|
ダマスク系 | 華やかで甘く、クラシックな香り |
ティー系 | 紅茶のような上品で爽やかな香り |
フルーツ系 | 柑橘や洋ナシのような甘酸っぱい香り |
ミルラ系 | スパイシーで個性的、深みのある香り |
■筆者のミニメモ
?ミニメモ: バラといえば「香りが強いお花」というイメージがあったのですが、実際に触れてみると、香りのないバラも意外とあることに気づきました。
特に赤いバラには、見た目が華やかでも香りがとても控えめなものもあって、「バラ=香る」とは限らないんだなぁと感じたことがあります。


◆ミニメモ:?外出先ののどかなエリアのコンビニで見つけた赤いバラ。
4本で220円というお値段にひかれて、2束購入しました。
飾ってみると…あれ?香りがしない?
見た目はまさに「ザ・バラ」なのですが、不思議とローズの香りがしなかったのです。
でも、こうして違いに気づくのもまたバラの奥深さですね。
花言葉とバラの色の意味(一部ご紹介)
バラは色によって花言葉が異なります。
ここでは一部だけご紹介。今後の記事でそれぞれ詳しく掘り下げていく予定です。
色 | 花言葉 | 印象 |
---|---|---|
赤 | 情熱・愛情 | 王道の愛の象徴 |
白 | 純潔・尊敬 | 上品で凛とした印象 |
ピンク | 感謝・優しさ | 可憐でフェミニン |
黄 | 友情・献身 | 明るく元気な印象 |
~バラは、知ってからもっと楽しいお花~
見た目の美しさだけでなく、咲き方、香り、色の意味…
バラには知れば知るほど好きになる奥深さがあります。
次回からは、色別や品種別にフォーカスして、もっと身近なバラの楽しみ方をご紹介していく予定です。