ユーカリってどんな葉もの?種類や飾り方のコツ、香りの魅力まで

ナチュラルで清涼感のある雰囲気が魅力の「ユーカリ」。
お花と一緒に添えたり、枝ものだけで飾ったり…そのままドライになっても可愛らしく、暮らしにそっと寄り添ってくれる葉ものの代表格です。

今回は、ユーカリの基本的な種類や、枝の形の違い、飾り方のコツまで。
私自身の小さな発見や香りの楽しみ方も交えて、ユーカリの魅力をご紹介します?

目次

ユーカリは“葉もの”の人気者!

ユーカリはオーストラリア原産の常緑樹。
シンプルなのに絵になる葉の形と、どこか落ち着いた色合いが特徴です。

  • 淡いグリーンやシルバーがかった色味
  • 独特のさわやかな香り
  • スワッグやドライでも人気
  • どんなお花ともなじみやすい

花瓶に1本入れるだけでも、空間の雰囲気を変えてくれる存在です。

ユーカリにはいろいろな種類がある?

実は「ユーカリ」と呼ばれるものにも、いくつかの品種があります。
葉の形や枝ぶり、香りの強さなど、それぞれに個性があります。

品種名特徴印象
ポポラス丸くて大きめの葉。枝分かれしてふんわり広がる動きがあり、存在感も抜群
グニー小ぶりで丸い葉。枝分かれタイプが多い可愛らしく、アレンジしやすい
ニコリ細長く、まっすぐ伸びる。1本タイプに多いシンプルでスタイリッシュ
シネレアややしっかりした葉質。銀葉系クールで上品な雰囲気

※花屋さんでは「ユーカリ」という名前だけで並んでいることもありますが、よく見ると形に違いがあるので、ぜひ観察してみてくださいね。

枝分かれと1本タイプの違いは?

ユーカリを飾っていて「今日は枝が広がってるな」「これは1本スッと伸びてるな」と感じることがあります。
これは単なるカットの仕方ではなく、品種による違いが主な理由です。

  • ポポラスやグニーは枝分かれしやすく、自然にふんわりと広がる
  • ニコリやシネレアは1本スッと伸びる直線的な形が特徴的

カットの方法でも多少印象は変わりますが、育ち方・枝の出方がもともと異なるため、シーンに応じて使い分けるとおしゃれです。

香りのある葉ものとしても人気

ユーカリの香りには、心と体をすっきりと整えてくれるような清涼感があります。
品種によって香りの強さは違いますが、共通して感じられるのは爽やかなグリーン系の香気

  • 生けてすぐに香るものもあれば
  • ドライにしてから、ほのかに香りが残るものも

花瓶に1本あるだけで、空気まですっと澄んだように感じられるのが、ユーカリの魅力のひとつです。

~ユーカリは飾って、香って、長く楽しめる葉もの~

お花と組み合わせても、枝だけで飾っても、ユーカリには飾る人の自由な感性を受け止めてくれる懐の深さがあります。

しばらく飾ってからドライになっても形が美しく、時間とともに表情を変えていくところも魅力のひとつ。
日々の暮らしの中に、1本添えてみるだけで気分がすっと整うような、そんな葉ものです。

■筆者のミニメモ

◆ミニメモ:丸い葉が連なるポポラスは、どこかリズムを感じさせてくれてお気に入り。
ふと立ち寄った花屋さんで出会ったユーカリが、私にとっての「葉もの時間」の始まりでした。

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