朝、カーテンを開けると、ふわりと葉を広げて出迎えてくれるエバーフレッシュ。
夜になると葉を閉じて、まるで眠るように静かになる姿も、どこか健気でかわいらしい存在です。暮らしの中にあるだけで、空気がやわらかくなるような植物。
今回は、そんなエバーフレッシュの魅力や育て方、ふるさと納税で迎えた我が家の暮らしとの関わりをご紹介します。
エバーフレッシュってどんな植物?
特徴 | 内容 |
---|---|
学名 | Pithecellobium confertum |
原産地 | 中南米 |
属種 | マメ科 コヨバ属 |
特徴 | 夜になると葉が閉じる(就眠運動)性質がある。細やかな葉が風にそよぐ姿がやさしい印象。 |
育てやすさ | 比較的丈夫で初心者にもおすすめ。 |
「エバーフレッシュ」の名前が観葉植物としては一般的ですが、和名では「アカサヤネムノキ(赤莢合歓木)」とも呼ばれています。夜になると葉が閉じる性質は、「ネムノキ(合歓木)」の仲間として親しまれている証でもあります。
エバーフレッシュの育て方|置き場所・水やり・肥料など
明るくやさしい光を好む植物
- カーテン越しの柔らかな光が最適。
- 夏の直射日光は避け、冬は10℃以上の室内で管理。
- エアコンの風が直接当たらないように注意。
水やりのコツ
- 春〜秋は、土の表面が乾いたらたっぷりと。
- 葉水(霧吹き)もこまめに与えると葉がいきいきします。
- 冬は水やりを控えめにして乾燥気味に。
肥料と植え替え
- 成長期(4〜9月)は月1〜2回の液体肥料か緩効性の肥料を。
- 植え替えは2〜3年に一度、春〜初夏に。
育てて感じたお手入れのポイント
- 冬は寒さに弱いので、窓際から少し離して管理。
- 夏は風通しをよくして蒸れを防止。
- 枝が伸びすぎたら思い切って剪定すると、形も整い新芽も元気に育ちます。
ふるさと納税で出会った、わが家のエバーフレッシュ
5年前、ホームセンターではなかなか出会えなかったエバーフレッシュを、ふるさと納税の返礼品として九州から迎えました。届いた箱には「観葉植物」と記された丁寧な梱包。まだ小ぶりな姿ながらも、新芽が元気で、育てる楽しみが一気に広がったのを今でも覚えています。


小さな新芽にわくわくする瞬間

はるばる我が家へ旅してきたエバーフレッシュ

すでにしっかりとした存在感
今では我が家のリビングの主役に
サンリビングの空間で、花や季節の飾り、節句のお人形たちとともに、そっと写り込みながら毎日を過ごしているエバーフレッシュ。植物というよりも、寄り添ってくれる小さな家族のような存在です。

我が家の風景にすっかりなじんだ姿

緑のアクセントを添えて

いつも見守ってくれているような存在
■筆者のミニメモ
◆ミニメモ:毎朝「おはよう」と声をかけてしまいたくなるほど、心を和ませてくれる植物。
夜に眠るように葉を閉じ、朝にはふわりと開いてくれるその姿に、こちらの気持ちも自然とやさしく整っていきます。
今では、季節の飾りやお花たちと一緒に、わが家の風景に欠かせない存在となりました。

夜の静かなひととき

朝のエバーフレッシュ
まとめ|エバーフレッシュの魅力とともに暮らすということ
エバーフレッシュは、植物としての美しさと生き生きとした存在感、そして“呼吸しているような葉の動き”が暮らしに癒しを運んでくれるグリーンです。育てる手間は少なく、与えてくれるやさしさはとても大きい。
部屋に一鉢あるだけで、空気がふんわりと整い、心もやさしくなっていきます。
ふるさと納税で出会った一本のエバーフレッシュ。
いまでは我が家に欠かせない、静かであたたかな家族のような存在です。
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