風鈴草(カンパニュラ)って知ってる?別名や花言葉・特徴まで詳しく解説!

涼やかな音色を連想させる名前の「風鈴草(ふうりんそう)」。その名の通り、風鈴のような形の花が揺れる姿は、見ているだけで心が和らぎます。
けれども、意外と「名前は聞いたことあるけど、どんな花だっけ?」という人も多いのではないでしょうか。

この記事では、風鈴草の特徴・花言葉・咲く季節・色による意味の違いまで、わかりやすく丁寧にご紹介します。
飾って楽しみたい方、プレゼントに選びたい方も、ぜひ参考にしてください。

目次

風鈴草ってどんな花?

風鈴草は、キキョウ科ホタルブクロ属の植物で、別名を「カンパニュラ(Campanula)」とも言います。
「カンパニュラ」はラテン語で「小さな鐘」を意味し、英語では「ベルフラワー」とも呼ばれます。

特徴まとめ

項目内容
学名Campanula medium
和名風鈴草(ふうりんそう)
英名Canterbury Bells, Bellflower
形状釣鐘型の花が茎に沿って複数咲く
草丈40〜80cmほど(アレンジに使いやすい高さ)
色展開紫・白・ピンク・青 など
  • 茎はまっすぐに伸び、すっきりとしたシルエット
  • 鐘形の花がいくつもつくため、ボリューム感もあり華やかさも演出可能
  • 一本でもアレンジに映え、ナチュラルな雰囲気に仕上がります。

筆者のミニメモ

ミニメモ:この春、息子の誕生日のテーブルに飾ったのが、やさしいピンクの風鈴草でした。
深い青のデルフィニウムと合わせることで、ふわっとした優しさの中に凛とした印象も添えられて、とても印象に残る花合わせになりました。

☆デルフィニウムも別記事でご紹介しています。

花言葉は色によって変わるの?

風鈴草には「感謝」「誠実」「共感」など、どの色にも共通するやさしい花言葉がありますが、色ごとに込められる意味にも違いがあります。

色別・風鈴草の花言葉一覧

花言葉イメージ/用途
感謝・思いやり母の日や目上の方への贈り物に
誠実・清らかさウェディングやお悔やみにも使用される
ピンク優しさ・可憐恋人や友人へのやさしいギフトに
冷静・知性爽やかな雰囲気を演出。夏のアレンジに◎

✅ ポイント:
風鈴草はその姿だけでなく、花言葉まで品があり、贈る相手を選ばない万能な花でもあります。

季節は?

風鈴草の見頃は春から初夏(5月〜6月)
涼しげな見た目から「夏の花」と思われがちですが、初夏の花束やアレンジメントにぴったりの季節花です。

開花・出回り時期

項目内容
自然開花時期5月中旬〜6月下旬
切り花の流通4月〜7月ごろ(市場や花屋により)
鑑賞の適温15〜25℃前後(比較的涼しい気候を好む)

飾るなら…
花瓶に挿すと1〜2週間程度楽しめます。茎はしっかりしていますが、水替えはこまめに、茎の先を斜めにカットして吸水性を高めましょう。

風鈴草は、贈っても飾っても心を和ませる花

風鈴草は、その名の通り涼しげで優しい雰囲気をまとった花。
色や形の可憐さに加えて、花言葉も感謝や誠実といった穏やかな気持ちを込められるため、どんな相手にも心地よく贈れる存在です。

季節の移ろいを感じさせながら、飾る空間にさりげない彩りと風を運んでくれる。
そんな風鈴草を、暮らしのひとときに取り入れてみてはいかがでしょうか。

筆者のミニメモ:バレエの発表会で黒鳥・オディールを踊ったお友達に贈ったのが、こちらのブーケ。
紫がかった「風鈴草」に、「デルフィニウム」や「かすみ草」「スターチス」を合わせ、凛とした強さとエレガントさが同居するような、印象的な色合わせに仕上げました。

☆青い花「風鈴草」以外の花材については、他の記事でご紹介しています。

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