都内にいながら、少しだけ日常を離れて。シャングリ・ラ東京で過ごしたひとときは、花と空間に包まれた、静かで贅沢な記憶となりました。今でもあの優しい空気感を思い出すと、花のある時間が、心に豊かさをもたらしてくれることを改めて感じます。
ロビーで迎えてくれた、グリーンとイエローの圧巻アレンジ
シャングリ・ラ東京に到着して、最初に迎えてくれたのは、
ロビーを彩る、グリーン(ドウダンツツジ)とイエロー(ひまわり)の大きなアレンジメントでした。
鮮やかなイエローのひまわりと、涼やかに枝を広げるグリーン。
6月の都会に、ひと足早い夏の空気を運んできたかのような、爽やかな装花でした。
その圧巻の存在感とともに、ふわりと漂っていたアロマの香り。
花と香りが重なり合い、まるで空間そのものが歓迎してくれているような、そんな最高のおもてなしを感じました。
いまでも、あの瞬間のやさしい空気感を、ふと思い出すことがあります。


ホテルの中で出会った、美しい小さな花たち
ロビーだけでなく、ホテルのさまざまな場所に、ふっと心を和ませてくれる花たちが添えられていました。
華やかすぎず、さりげなく。空間に溶け込むように飾られた花たちとの出会いは、ホテルのやさしいおもてなしを感じさせてくれました。


小さな贈り物のような花

紫陽花と蘭の優美な共演
レストランの華やぎと、花たち
朝食のテーブルにさりげなく添えられたランや、ビュッフェカウンターを飾る大きなアレンジメント。
華美すぎず、でも目を引く存在感がありました。ふと目を向けると、そこに美しく整えられた花がある——。
そんな、ゆとりある空間のしつらえにも、ホテルの温かなおもてなしの心を感じます。

大胆なフラワーアレンジメント


そっと咲く蘭の花
宿泊したお部屋と、窓の向こうに広がる景色
お部屋に入ると、落ち着いた色合いのインテリアが広がり、都会の喧騒を忘れさせてくれるような、静かな時間が流れていました。
窓の外には、東京の街並みが広がり、やわらかな光が室内にふんわりと差し込んでいました。



心を整える

非日常の扉
ニコライバーグマンのボックスフラワー
シャングリ・ラ東京の滞在を締めくくるように、
ロビーで出会ったニコライ・バーグマンさんのボックスフラワーを、家族へのおみやげに選びました。
小さなボックスにぎゅっと詰め込まれた花たちは、
あの日感じた空間のやさしさを、そのまま家まで連れて帰ってくれた気がします。

思い出のかたち

花の宝箱
BOXフラワーの扱い方も!きれいを長く楽しむために
ギフトでいただいたり、宿泊の記念に持ち帰ったボックスフラワー。せっかくの美しいアレンジメントを、少しでも長く楽しみたいですよね。
- 直射日光とエアコンの風は避けて
涼しくて風通しの良い場所が理想です。特に夏場は、玄関や北向きのお部屋などが◎。 - 霧吹きで保湿
お花の表面や、土台のスポンジ部分に軽く霧吹きで水を与えると、みずみずしさが続きます。 - 少しずつお手入れ
外側から傷んだお花をそっと外してあげると、残りの花が引き立ち、きれいな見た目が保てます。
おわりに…
たったひとときの滞在だったけれど、
花と空間に包まれた時間は、いまも心の奥に静かに息づいています。
都内にいながら、少しだけ日常を離れて。
シャングリラ東京で過ごしたこの記憶は、
花に囲まれていた時間を思い出すと、今でもふっとあたたかい気持ちになります。
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