ゴールデンウィークが終わりに近づく頃
お花屋さんに並びはじめるひまわり。
梅雨の季節を迎える前に、
ひと足早く、夏のきざしをお部屋に迎えたくなります。
そんな気持ちにぴったり寄り添ってくれるのが、
ひまわりの花。
明るい色と、のびやかな姿に、元気をもらえます。
ひまわりと黄色のバラを合わせて
ひまわりに添えたのは、同じイエロー系のバラと、ふわっとしたカスミソウ。
同系色でまとめると、自然なまとまりとやさしさが生まれます。
たくさんの本数がなくても、
ひと瓶に軽やかにまとめれば、
お部屋に小さな夏の景色が生まれます。


涼しさと、やさしさをプラスする小さな工夫
■筆者のミニメモ
◆ミニメモ:これからの季節、暑さでお花が傷みやすくなるのがちょっと心配。
そんなときは、飾る本数を少し控えめにしてみるのもひとつの方法です。
お花がぎゅうぎゅうにならず、茎と茎の間に空気が通るので、水がにごりにくくなり、お花も元気が長続き。お財布にも、花にもやさしい、うれしい一石二鳥です。
さらに、花瓶の中に透明なフィルムをふわっと入れると、氷を浮かべたような涼しげな演出に。
見た目にも涼しそうで、これからの季節にぴったりなアレンジになります。
ひまわりの花言葉

●全体の花言葉
- 「憧れ」
- 「情熱」
- 「あなただけを見つめる」
太陽に向かって真っすぐ咲く姿に、
希望やまっすぐな気持ちが重なります。
英語では「adoration(敬愛)」や「loyalty(忠誠心)」とも。
どの言葉も、ひまわりらしい温かさを感じさせます。
小さなひまわりでも、
そこにあるだけで、心に明るい光を灯してくれる気がします。
●色別の花言葉
- 黄色:憧れ、希望
- オレンジ:活力、エネルギー
- 茶色中心:冷静な愛
◆ 色やニュアンスによって、伝わる想いも少しずつ違ってくるんですね。
ひまわりの本数で変わる意味
本数 | 意味 |
---|---|
1本 | 「あなただけを見つめる」 |
3本 | 「愛しています」 |
7本 | 「ひそかな愛」 |
11本 | 「最愛」 |
15本 | 「ごめんなさい」 |
24本 | 「一日中思っています」 |
50本 | 「永遠」 |
99本 | 「永遠の愛」 |
100本以上 | 「永遠に続く愛」 |
◆ちょっとしたプレゼントに、込められた本数の意味を知っておくと素敵ですね。

ここで、ひまわりについてもう少し詳しくご紹介しますね。
基本情報や代表的な品種の特徴をまとめましたので、参考にどうぞ。
ひまわりの基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
和名 | 向日葵(ひまわり) |
英名 | Sunflower |
学名 | Helianthus annuus |
科名 | キク科 |
属名 | ヒマワリ属 |
原産地 | 北アメリカ |
開花時期 | 6月〜9月(品種により異なる) |
ひまわりの特徴
- 太陽の動きに合わせて花が向きを変える性質(向日性)を持つ
(※開花後は動かなくなる品種もあります) - 花の中心部分(花盤)は種子になり、食用や油としても利用される
- 高さは品種により大きく異なる
(30cmほどのミニサイズから、3m以上になる大型種も) - 黄色だけでなく、オレンジ・レモン色・ブラウン・赤みがかった種類もある
品種名 | 特徴 |
---|---|
サンリッチ系 | 花粉が出ないため切り花向き。室内に飾るのに人気 |
ゴッホのひまわり | 花びらが個性的にカールする。絵画のような美しさ |
プロカットシリーズ | 一重咲きで丈夫。花もちが良い |
ミニひまわり | 背丈が低く、鉢植えにも最適 |
テディベア | 八重咲きでふわふわとした花形 |
まとめ 向日葵は見た目の明るさだけでなく、言葉にできない想いを込める花
花束や一本のひまわりにも、ふとしたメッセージが宿っています。
自然な気持ちで贈ったり、飾ったりできる喜びを大切にしていきたいですね。
明るい色に包まれて、夏の始まりをそっと感じる時間。
また、おうちに小さなひまわりを飾るだけで、いつもの風景も、ちょっと特別に見えてくるかもしれません。